11月9日 辻村直也氏キャリア教育講演会 

 潟上市出身の辻村直也氏の講演会が9日午後行われました。潟上市出身の先輩ということで、午前は出身校の天王南中、午後は天王中と大忙しです。
 
 演題は
「潟上市から世界へ
    ~ここから羽ばたく君たちへのメッセージ」






 はじめは、中学生時代のこと、起業するに至った経緯、大切にしたいことなどキーワードをもとにしながらの講演でした。
 講演の後で3年生4名、1・2年生各1名の生徒が、3年生の石川雄太朗さんがコーディネーターとなり、ディスカッションを行いました。ときおり辻村さんも入って、アドバイスをしてくれました。
 ディスカッション後にまとめのお話、小学生と中学生からの質問が行われました。















講演や講話、質問への答えの中で辻村さんがお話しくださったことを紹介します。
〇「趣味」は自分のためのもので自分が楽しむもの
  「仕事」は人のためになり、人を楽しませるもの
       ・・・吉田選手のことを取り上げて分かりやすく話してくれました。
 
〇算数や数学が自分が今やっている仕事に大きく役立っている。算数や数学の勉強を頑張ってほしい。
〇『一生懸命』は命をかけて頑張ること。
〇今一見役に立たないことも一生懸命本当に真剣にやることでいつか必ず役に立つ。
〇どういうことを頑張るかというより後悔のないように毎日真剣に取り組むことが大事。
〇コミュニケーション力が大切。(様々な企業の採用ポイント)
 コミュニケーションにおいては、あいさつや笑顔、そして話すことだけでなく『聴く力』が重要。
 最後まで人の話をしっかり聞くことが大事。『傾聴力」が大切。
〇もし中3に戻ることができたら、もっといろいろな体験がしたい。この年代にはどんな可能性も開けている。
〇何をするか、どういう努力をするか・・・自分で選べる。自分で選んだことを続けていくとそれが仕事にもつながっていく。
〇やったことがないことは素質があるかどうか分からない。やったことがないことや読んだことがない本に挑戦することで自分の新たな可能性が見えてくる。
〇失敗をどう見るかが大切。「失敗したからもうやめる」か、「失敗はまだ成功していないだけ」か。
〇仕事をやっていく上で難しいことは、勝つこと、勝ち続けること。(吉田選手の例をあげて説明してくれました)
これから自分の将来を考えていくこどもたちにとって、参考になるメッセージであふれていました。

生徒一人一人、どんな言葉が心に残ったのでしょうか・・・。
何人かの生徒の感想からその一部を紹介します。
「私は、真剣にやれば全部が役に立つと聞いてめんどくさがらず一つ一つのことを最後までやり遂げるようにしようと思いました。」
「一番印象に残ったのは、人の話をしっかりと聞くということです。これまで私はコミュニケーションは人と話すことだけだと思っていましたが、人の話をどこまで聞いてあげれるかというところも人と関わる中でとても重要だということを学びました。」
「お話を聞いて、命を全て使って可能性を広げていきたいと感じました。後で後悔したくないので、時間を大切にしていこうと思います。」

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