1月30日 3つの「ない」が大切!  認知症サポーター中学生養成講座 

 核家族化が進んでいる今、「認知症」という言葉は知っていても身近なものとして具体的に理解している生徒は多くありません。市地域包括センターから講師の方を迎え、2年生を対象に認知症サポーター中学生養成講座が行われました。

 認知症とはどのようなものか、具体的にどんな症状があるのか、適切な対応とは…など映像や実演を交えながら分かりやすく教えてくださいました。
 野菜の名前をいくつ思い出せるか…というところでは、一生懸命に思い出して書き出す姿がありました。生徒は数多くの名前を書くことができていましたが、認知症になると・・・というお話を聴き、さらに実際の症状を教えていただく中で、自分の経験の中にはない状況を想像し、驚きを感じた生徒もいました。その原因となること、予防法、適切な対応の仕方を教えていただいて、学んだことをこれからに生かしていきたいという思いを強くしていました。

<生徒の感想から抜粋>
○講座を受講してみて、僕が認知症の方々にどんなことをしてあげられるのかを学ぶことができてよかったです。今日講座を終えて、認知症でなくてもお年寄りの方には優しく接してあげたいと思いました。
○講座を通して認知症を身近なものに感じることができました。特に印象に残ったのは認知症の人との接し方を工夫するということです。工夫すれば症状を和らげたり表れないようにすることができると知った上で、認知症サポーターとして温かく見守っていこうと思いました。
○もし身近な人が認知症になってしまったら、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の3つの「ない」を意識して、適切な対応をしていきたいと思います。
○手助けをしたり、優しい言葉を掛けるだけで症状改善につながることは初めて知りました。これからはそのような対応を心掛けていきたいです。

熱心に聞いています









野菜の名前いくつ書けるかな   適切な対応は・・・















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